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聖闘士星矢と私の信仰観

 おそらく、私のベースにある信仰観は、聖闘士星矢の漫画・アニメで培われたものだと思います。  この作品の主人公たちは10代前半で、本来なら青春を謳歌しようとする年齢です。  それなのに、自分のことそっちのけで、世界と一人の女性(女神アテナ)のために戦って、ボロボロに傷つき、何度倒れても立ち上がる。  そうかといって、「俺たちは絶対正しい」という狂信的なところは全くない。  例えば、アンドロメダ瞬は、冥界で...

「子ども」はいつ生まれたのか?

 歴史家フィリップ・アリエスの『子供の誕生』によれば、現在の私たちが用いているような意味での「子供」の概念は中世ヨーロッパには存在しておらず、十七世紀にようやく定着しました。  ヨーロッパには「子供は無垢で愛すべき存在である」とみなす心性の伝統そのものが存在しなかったのです。  親子関係の葛藤を描いたもっとも古いヨーロッパの文典というと旧約聖書創世記にある「イサクの燔祭」です。  ここでアブラハムは...

情報を抜く

 ものを書く上での「情報を抜く」ということの重要性を指摘した人に作家の橋本治先生がいる。 橋本先生はこう述べておられる。  自分が生きている限り、自分の身近にはまともな生活圏があるんだから、そのことは考えなくてよくて、そこから外れたときにどう生きるかという考えをしなくちゃいけないから、外れたところにいる人のことを考えるしかないということなんじゃないのかなあ……。    俺、高校のときにいっぺん外れちゃ...

歴史学と系譜学の違い

 ニーチェが言い、ミシェル・フーコーが継承した思考のアプローチに「系譜学」というのがあります。印象が歴史学に似ていますね。歴史を扱うという点では共通しています。 では、歴史学と系譜学のアプローチの違いとは何か。 歴史学は、ある歴史的事実が継起したあとに、それらを貫く「鉄の法則性」を発見しようとするアプローチです。 他方、系譜学は、どうしてある歴史的出来事が起り、そうではない出来事は起らなかったのか...

銃規制とナショナル・アイデンティティ

 市民が無差別に銃撃される事件が起こるたびに、銃規制についての議論がアメリカ国内で再燃します。 しかし、何も変わりません。 依然としてアメリカ国内には2億2千万丁の銃があり(それはほぼ全国民に一丁ずつということである)、銃による死者は毎年約3万人に達する。 イラク戦争開戦以来の米軍兵士死者が3年間で3000人だから、単年度当たり戦地の30倍のアメリカ人が「銃後」の非戦闘地帯で撃ち殺されていることになります。 ...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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