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『いつもいいことさがし』

 細谷亮太『いつもいいことさがし―小児科医が見た日本の子どもたちとおとなたち』暮しの手帖社、2005 著者は聖路加国際病院の副院長。雑誌に連載した文章をまとめたもの。  小児科医でもあるので、小児科医の観点から子供と大人について、子供の生活事情について触れたことが多い。示唆に富んでいる。簡潔でわかりやすく、読みやすい。いのちについて考える一助にもなると思われる。  一人の大人として読んでも、また子供のい...

『ぼくのいのち』

 細谷亮太、永井泰子『ぼくのいのち』岩崎書店、1999 絵本。  白血病だったぼく。今は完治するが、昔は治らなかった人もいた。同病の仲間には、亡くなっていった人もいた。命の重さ・大切さが絵と簡潔な言葉で迫ってくる。  あたたかく、ジーンとする。  文章を書いている細谷氏は小児科医。...

『小さくされた者の側に立つ神』

 本田哲郎『小さくされた者の側に立つ神』新世社、1990 いくつかの雑誌に掲載した文章を1冊の本にまとめたもの。  内容は、日雇い労働者と共に働く中で、聖書を学びなおし、本当の福音とは何か、それを明らかにしている。  高みに立って、教えを説くのではなく、神は低きに立って、働かれることを聖書に基づいて、また体験に基づいて語っている。読みやすい本である。この本から、より深い福音理解を得ることができる。  本...

『ゲド戦記 5 アースーシーの風』

 アーシュラ・K・ル・グウィン『ゲド戦記 5 アースーシーの風』岩波書店、2005 ゲドは後景に引き、中心的な人々はゲドと何らかの関わりのある人物に限られる。  世界の均衡を取り戻す話なのだろうか、自分が何者なのかを知る物語なのだろうか。それまでの話と少々趣が異なる。ここで物語りは終わるのである。  ファンタジーの要素を上手く統合させている。秀逸である。...

『ゲド戦記 4 帰還』

 アーシュラ・K・ル・グウィン『ゲド戦記 4 帰還』岩波書店、2006 3巻までで一応完結した物語の続き。  前作で力を失ったゲドが戻ってくる、ただの人として。そして、ハブナーに王があらわれ、新たに世界を導く人を探している。  この話は、もう一つの物語の序章である。また一つの話がここから始まる。ゲドは力を失った代わりに何かを得た。それは何だろうか。...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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