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『あなたはどう生きるか―現代キリスト教倫理入門』

 村上伸『あなたはどう生きるか―現代キリスト教倫理入門』新教出版社 自分の日常生活から世の諸問題まで、キリスト教はどのような考え方を提供できるのだろうか。それらについて、聖書は固定された考えは提供していないし、そのように読まれてもならない。しかし、聖書に書かれていることを丁寧に読むことにより、そのヒントが得られる。  示唆に富む本である。著者は多くの問いかけをしておられるが、絶対的な正解はないし、そ...

『いま、ここに生きる―生活の中の霊性』

 H.J.M.ナーウェン(太田和功一訳)『いま、ここに生きる―生活の中の霊性』あめんどう、1997 カトリック司祭ナーウェンの黙想録。  全11章で構成され、一つひとつが短く平易ながら、示唆と霊性に富む文章で綴られている。  この世的な(所有、人気、権力に根ざした)生き方は死によって終わるが、神からの、上からの生き方は死に備えさせ、新しい命へと向かうことが、美しい文章で書かれている。何を生きる基とすべきか、それをど...

『聖書に聴く』

 小塩節『聖書に聴く』青娥書房、2005 内容は、著者の言葉を借りれば、「神と人、人と人が交し合う心からのことば。これが高まって祈りとなると、自ずから天と地にひびく音楽となる。ときには壮大に、ときにはそっと細やかにひびく楽の音となる」と。そんな様々の音楽と言葉を聖書から聴き取った書物である。  音楽と祈りという基調があり、それを通しての聖書の世界が美しく描かれている。平易で読みやすい。  聖書理解をまた...

『いのちが傷つくとき』

 フィリップ・ヤンシー『いのちが傷つくとき』いのちのことば社 苦難に見舞われた時、不慮の事故に遭遇した時、傷ついた時に人が発する5つの問い(神にできることなどあるのだろうか。神には本当にそれほどの力があるんだろうか。神ははたして公平なお方なのだろうか。なぜ神は痛みのことを心配しておられるように見えないのだろうか。そして、私が神を最も必要としているとき、神はどこにおられるのだろうか)について短く、平易...

『人生を支え、導くもの』

 工藤信夫『人生を支え、導くもの』いのちのことば社 著者が還暦を迎え、今一度、これから信仰生活を歩もうとする若い人に向けて語ろうと思って、つづった文章。  著者が読んだ本からの多数の引用があり、著者の文章と相俟って、本書を示唆に富むものにしている。  薄い本であるが、信仰生活の悩みに対しての多くのヒントに満ちている。  勧められているナウエンの本も薄いが、中身の濃いものであるので、あわせてお読みいた...

Appendix

プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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