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『神の探求 ある歴史家の魂の旅』

 ポール・ジョンソン『神の探求 ある歴史家の魂の旅』共同通信社、1997 カトリックの信仰の家庭に生まれ、イギリス人の歴史家にしてジャーナリストによる本である。  彼の個人的感覚や思いが随所にあらわれ、客観性・厳密性に乏しいところはあるかもしれないが、思索に富む本である。プロテスタントの人から見ると、首をかしげたくなる記述もある。とはいえ、著者はカトリックに対しても進歩的考えを持っており、首をかしげる...

『信仰の友への手紙』

 ユージン・H・ピーターソン『信仰の友への手紙』いのちのことば社 信仰の道に再び戻った友人への返信という形を取って、信仰の旅路をどのように歩んでいくかをつづったもの。 ピーターソンは牧会学を教え、また牧師の経験もある神学者である。信仰の世界に入っての戸惑いや気をつけるべきこと、力を注ぐべきことを簡潔かつ平易に書いている。過度に一般的でもなく、あまりに具体的というのでもない、ちょうどよいバランスを保...

『加藤常昭説教全集10 ルカによる福音書3』

 加藤常昭『加藤常昭説教全集10 ルカによる福音書3』教文館 ルカ福音書第12章1節から第18章14節までの講解説教。1983.2.27~1983.10.16の期間の説教を収録している。  加藤師の説教は、「この箇所はこういうものである」と断言するものではなく、「ここで主イエスは何を語られようとしているのか」「この譬えを通して何をルカは言いたいのか」という問いかけに満ちた説教をしている点に特徴があると思われる。説教を聴く者、読...

『コンプレックス』

 河合隼雄『コンプレックス』岩波新書、1971 ユング心理学を射程に入れつつ、コンプレックスと自我の関係、コンプレックスとのつきあいによっていかによりよい自己実現が可能となるか、また夢とコンプレックスの関係などを具体例を提示して、説得的に語っている。コンプレックスの否定面だけでなく、積極的な面もあわせて理解する上で本書は好著だろう。...

『無意識の構造』

 河合隼雄『無意識の構造』中公新書、1977 夢を見る意義と機能について知るために、夢分析のサイトで参考文献として提示されていたのが、本書をしったきっかけであった。私はユング心理学については、全く知識がなく、本書は心理学の入門書、特にユング心理学についての良い入門書だと思う。また、意識と無意識の関係、無意識が人生全体に及ぼす影響について、多くの図や著者の臨床経験に基づいて語られているので、わかりやすく...

Appendix

プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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