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『ウェストミンスター信仰規準』

 松谷好明訳『ウェストミンスター信仰規準』一麦出版社、2005 本文批評とこれまでのウェストミンスター信仰規準の研究に基づいた、ウェストミンスター信仰告白、大教理問答、小教理問答の新しい翻訳。また、読みやすく明晰な日本語であること、証拠聖句にも正確を期していることが本書の特徴である。広く信仰告白に関心のある方、信仰の足腰を鍛えたい方にお勧めです。...

『悲しみをみつめて』

 C.S.ルイス『悲しみをみつめて』新教出版社 ルイスは59歳で結婚し、その時、花嫁はガンにかかっていました。結婚式は病室であげられました。 一時的にではありますが、奇蹟的に回復し、ルイスは彼女を自宅に連れ帰りました。そして3年ばかり至福ともいえる日々が続き、二人の姿を目にした友人によれば、二人がただ愛し合っているだけでなく、夢中だということがありありとわかったといいます。  本書は、妻をなくし、悲嘆と...

『天使論序説』

 稲垣良典『天使論序説』講談社学術文庫 トマス・アクィナスの天使論を下敷きに、身体なき精神である天使を哲学的に考察した薄い本。  抽象的であるが、常に人間との対比、人間社会との対比を念頭に置いた具体的な叙述であるので、晦渋ではない。 メルヘンや絵画の、想像力に基づく天使ではなく、聖書や神学者の理論的な考察に基づく天使論である。天使の認識活動と人間の認識活動の違いを知るのは、日常生活にも寄与するとこ...

『人生の四季』

 ポール・トゥルニエ『人生の四季』ヨルダン社 本書は、人間の一生を四季にたとえている。その春ともいえる幼年期から、冬=死にいたるまでの各時期の人間心理を、近代心理学の成果を踏まえつつ、著者の長年にわたる豊かな診療経験をもとに、鋭くとらえ、生き生きと描き出している。また、心理学の諸成果と聖書的人間観にも基づいて語られている。  人生の目標は真に成熟した人間になることであり、真に成熟した人間とは、状況...

『イスカリオテのユダ』

 大貫隆編『イスカリオテのユダ』日本キリスト教団出版局、2007 本書は、古代から現在までの教父、作家、神学者のイスカリオテのユダについての文章を抜粋して編み出したアンソロジーである。  最初に正典福音書と使徒言行録にあるユダについての記述に触れ、新約外典、グノーシス文書、教父文書、中世の伝説、文学・心理学(ゲーテ、モーリヤック、太宰治、遠藤周作、佐藤研、井上洋治など)、組織神学・新約聖書学におけるユダ...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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