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『死の陰の谷を歩むとも―愛する者の死』

 大宮 溥, 立石 賢治, 横山 三重, 西村 秀夫, 山下 万里, 宍戸 好子, 森田 進, 砂山 せつ子『死の陰の谷を歩むとも―愛する者の死』日本キリスト教団出版局 あとがきによれば、本書は「愛する者の死に遭遇して、切実な悲しみと寂しさの中にある人たちに、慰めと励ましになることを願い、また死を思うことによって生を真実なものにしたいとの希望から企画された」とのことである。  8人の人の証である。牧師がおり、詩人や短歌を...

『愛する人を失うとき 暗闇からの生還』

 G.L.シッツァー『愛する人を失うとき 暗闇からの生還』教文館 著者は、交通事故で一瞬にして、一度に、自分の母、妻、娘を喪失した。  痛ましい喪失を経験し、著者と残された3人の子供たちは家族を失ったことについて何を思い、何を感じ、喪失の経験にどのように応答していったかを本書はそこかしこに書いている。 しかし、それだけではなく、より広い視野で喪失をとらえることも試みている。 本書の目的は、喪失の痛みを...

『苦しみの福音』

 山内清海『苦しみの福音』サンパウロ 以前レビューした『「ヨブ記」を読む』の著者である。 本書は故ヨハネ・パウロ二世の『サルヴィフィチ・ドローリス(苦しみの意味についての書簡)』(邦訳サンパウロ)に基づきながら、旧約・新約聖書の苦しみや苦難についての言葉に言及し、試練や苦しみについての良き示唆を与えることを目的とした本である。  苦しみの問題は、古来より多くの宗教が取り組んできたことである。著者は、聖...

『いのちの授業』

 神奈川新聞報道部『いのちの授業』新潮社 浜之郷小学校校長大瀬敏昭さんを主人公としたノンフィクション。癌に冒され、余命宣告を受けながらも、新設校としてできた浜之郷小学校のために、文字通り命をかけた。  「いのちの授業」を通して、子供たちに様々な問いかけをした。私は、所属教会の礼拝説教「いのち奏でる」で大瀬校長のことを知り、本書を知った。こんな先生に出会えたことは、特に子供たちにとって幸運なことだっ...

『主の祈り―今を生きるあなたに』

 W.H.ウィリモン、S.ハワーワス(平野克己訳)『主の祈り―今を生きるあなたに』日本キリスト教団出版局、 本書は、主の祈りの一つひとつの言葉の意味を丁寧に読み解き、平易に解説した本である。  主の祈りについての本はたくさんあるが、これは主の祈りの多様な意味をすぐに理解しやすく、また何度も読み返すことができるので、入門書としても、ある程度信仰生活を送った人にとっても良い本である。主の祈りに複数形の語句が使わ...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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