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『暴力と聖性――レヴィナスは語る』

 エマニュエル・レヴィナス(内田樹訳)『暴力と聖性――レヴィナスは語る』国文社、1997(1987) この本は三部構成になっている。最初に、ポワリエによる、レヴィナス哲学の主要キーワードについてのわかりやすい紹介がある。紙幅の問題で、網羅的なものではないが、節の最初に引用されている、レヴィナスに関わりのある人の言葉の言及と共に、考えさせられる内容である。  次に、レヴィナスとポワリエとの対談がある。ここでは、レ...

『神谷美恵子』

 江尻美穂子『神谷美恵子』清水書院 神谷美恵子の生涯に言及しながら、その基となった生き方・価値観・思想・信仰を探求した書物。コンパクトな本であるが、天与の才に恵まれた美恵子について奥深く描き、非常に密度の濃い書物になっている。 自分の内なるダイモーンに突き動かされながらも、与えられた務めを一つとして疎かにすることなくやりぬいた姿勢は、真似できないが、少しでも近づきたいと思う。 自分の著述だけでなく...

『なぜ私だけが苦しむのか 現代のヨブ記』

 ハロルド・S・クシュナー『なぜ私だけが苦しむのか 現代のヨブ記』岩波同時代ライブラリー 長男アーロンが早老症であることがわかり、14歳で夭折した体験から本書は生まれた。 その意味では、個人的な書物である。 他方、本書では、人生で遭遇する苦痛・喪失・悲哀が語られ、「大して悪いこともしていない私がなぜこんな病気になるのか」とか「祈っても病を治してくれない神を信じるに足るのか」といった、苦難に遭遇した際...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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