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『魂への配慮の歴史1 聖書の牧会者たち』

 クリスティアン・メラー編(加藤常昭訳)『魂への配慮の歴史1 聖書の牧会者たち』日本キリスト教団出版局、2000 本書は、ハイデルベルク大学で実践神学を講じているクリスティアン・メラー教授編集の全3巻(日本語訳全12巻)の書物『牧会の歴史――ひとりひとりのポートレートによる』の翻訳の第一巻です。 本書に書かれているのは、牧会(独seelsorge=魂への配慮)がどのように始まってきたのかを聖書の登場人物から現代にいたるまで...

『能ドラマと聖書 響き合う女性たちの物語』

 湯浅裕子『能ドラマと聖書 響き合う女性たちの物語』新教出版社 本書は五章で構成され、聖書の五人のヒロインと五つの能ドラマとの共通点と差異点を見ながら、そこに通底するテーマを見ようという興味深い書物です。薄い本ですけれども、簡潔で要を得た文章で、非常に密度が濃く、カラー写真とカラーの絵を収録した味わい深い本です。    取り上げるヒロインと能ドラマは次の通りです。「第一章ミリアムと「道成寺」」、「第...

『論語』

 加地伸行(全訳注)『論語』講談社学術文庫 著者が10年をかけて訳し、注をつけた「論語」である。2004年に初版が出て、2007年4月で13刷を数える。 書き下し文には振り仮名が振ってあるので、読み方のわかっている人は音読をして読み、次に現代語訳を読むとよいだろう。 手頃な形であるし、気に入った言葉にしるしをつけておけば、そこを折を見て復習すると良い。楽しんで、論語を読める翻訳である。...

『憧れと福音』

 ルドルフ・ボーレン(加藤常昭訳)『憧れと福音』教文館 本書は、ドイツのヴッパータール神学大学やハイデルベルク大学などで長く実践神学を講じてこられたボーレン教授が、1996年に日本に滞在している間に語られた言葉を翻訳したものである。説教、講演、手紙がある。そこからボーレン教授の人柄がうかがえる。   書名にある「憧れ」とは、人間の中に眠っている別のように生き、今の自分とは別の人間になりたいという憧れ、永...

『しあわせになる禅』

 ひろさちや『しあわせになる禅』新潮文庫 難解な禅問答を読み解き、わかりやすいエピソードを交えて、それを5つの原理に集約して読者に提示している。 1.莫妄想(余計なことは考えるな)  2.一得一失(なんだっていい) 3.自灯明(他人のことはほっとけ)  4.放下著(常識を捨てろ) 5.竿頭進歩(がんばるな) の五つである。  禅問答には少々面食らうこともあるが、この五つは半分実行してきたことでもあるので、著者の言いたいこと...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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