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『佐藤可士和の超整理術』

 佐藤可士和『佐藤可士和の超整理術』日本経済新聞出版社を読了。 アートディレクター佐藤可士和による、自身の整理術を空間・情報・思考の領域において、自身の体験に基づきながら記した本。 けれども、その技法には、とりたてて目新しいものはなく、たくさんの自画自賛気味な例示に正直言って、後半は辟易します。 空間の整理術は有益でしたが、情報・思考と抽象度が上がるに従って、具体的・実践的な手法の提示からは遠ざか...

『不滅の物語』

 イサク・ディーネセン『不滅の物語』国書刊行会 デンマークの作家カーレン・ブリクセンがイサク・ディーネセンという男性名で発表した作品集。表題作を含む7つの不思議な寓話が収録されています。  「不滅の物語」  4人の登場人物がいます。物語を語った会計士のエリシャマ、エリシャマの雇い主にして物語を事実にしようと企てるミスター・クレイ、そしてクレイの操り人形として用いられる船乗りポールと高級娼婦ヴィルジニ...

『自分の中に毒を持て』

 岡本太郎『自分の中に毒を持て』青春出版社を読了。 珠玉のような言葉に満ち、全身全霊をもって生きることを熱く語っています。1988年に出た本であるけれども、今読んでも色褪せてはいません。読みやすい文章で、すらすら読めます。...

『復讐には天使の優しさを』

 アイザック・ディネーセン/横山貞子訳『復讐には天使の優しさを』晶文社 デンマークの作家カレン・ブリクセンの男性名義による小説です。  二人の少女ルーカンとゾジーヌの嘘と奸智に取り巻かれた絶望的な状況からの脱出劇とロマンス。どんでん返しあり、驚きあり、息もつかせぬ小説です。  タイトルの意味を探究しながら読者は読み進むことになるでしょう。タイトルは一体何を意味しているのか。...

『悪魔のささやき』

 加賀乙彦『悪魔のささやき』集英社新書 「現代日本で起こっている不可解な出来事、犯罪、自殺、いじめ、特に子供が被害者となる殺人、そして流行を追っていうこと」を著者は、比ゆ的に「悪魔のささやき」と呼び、日本の危うい状況を精神科医と作家の目から見て分析し、警鐘を鳴らしているのが本書です。 著者は、文学的・宗教的ニュアンスのある「悪魔」という言葉は使いたくなかったそうですが、他に適当な言葉がないため、こ...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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