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『旅する神の民―「キリスト教国アメリカ」への挑戦状』

 S. ハワーワス, W.H. ウィリモン『旅する神の民―「キリスト教国アメリカ」への挑戦状』教文館、1999(原著1989) キリスト者とは,旅する神の民の一員となった者であり、神の民の群れ=教会において、繰り返し神の物語を聴く者です。 著者らはフィリピ3章20節の「わたしたちの本国は天にあります」に絶えず読者の注意を喚起します。モッファットはこの言葉を、わたしたちは天国のコロニーである」と華麗に訳しています。「コロニ...

『主の祈り イエスと歩む旅』

 平野克己『主の祈り イエスと歩む旅』日本キリスト教団出版局  主の祈りは主イエスが教えてくださった祈りです。 この祈りは「もう暗記してしまって祈れるよ」という人もいるでしょう。また、他方、祈りにくさを感じている人もいるでしょう。 というのも、これは私たちが願い求めることが先に来るのではなく、まず神の名・国・栄光が祈られるからです。その後に、私たちの日常生活に具体的にかかわる祈りが加わります。逆で...

『ウェスレー』

 野呂芳男『ウェスレー』清水書院を読了。 本書は、メソジスト運動の開拓者ジョン・ウェスレーについて、当時の18世紀イギリスの社会状況と教会の状況、英国国教会とその内部の教理や考えから説き起こし、ウェスレーという人間が生きた時代とウェスレーのなしたことを、明確な論理展開で綴った本です。  メソジストとは、「きちょうめん屋」という意味です。 ウェスレーは英国国教会の司祭でした。 著者は、アルダスゲート街...

過去を扱うことは聖書的

 新約聖書フィリピの信徒への手紙3章12-17節を根拠に、キリスト者は過去を振り返るべきではないと言う人がいます。 間違いです。 これは聖書が語っていることではありません。 聖書は、過去を取り扱うなとは一言も言っていません。それは非聖書的です。 2章まででこの手紙の著者パウロは、自分がどういう生き方をしてきたかを列挙しております。 3章はその文脈を含んで読まなければなりません。 パウロが言っている「...

愛に根ざして真理を語る

 キリスト教は「愛の宗教」であるとしばしば言われる。 それはキリスト者であろうとなかろうと口にされることである。 しかし、このことは正しいことだろうか、聖書に適っていることだろうか。 キリスト信仰が愛の宗教ならば、イエスは十字架につけられることはおそらくなかったであろう。預言者たちが迫害されることはなかったであろう。 イエスも含めて、預言者が排斥され、殺されたのは、人々の聞きたくないこと、真実を語...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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