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『ミステリの深層』

 神代真砂実『ミステリの深層』教文館を読了。 ミステリ=推理小説においては、事件(大抵が殺人事件であるが)が起こると、犯人は誰か、どんなトリックが使われたか、動機は何かといった謎が提出されます。 探偵は事実を積み重ねていき、不可解を秩序立ったものにすることによって事件を解決します。それはあたかも神という人間の存在を超えた方について、聖書に当たりながら特定の系統立った教理を組み立てる神学の営みと親和性...

『バチカン―ローマ法王庁は、いま』

 郷富佐子『バチカン―ローマ法王庁は、いま』岩波新書 世界最小の国家バチカンはどこに行こうとしているのか。 ヨハネ・パウロ二世からベネディクト十六世への代替わりを取材した朝日新聞の記者が、ローマ法王庁の内側、イタリア社会における存在感、イスラム世界との摩擦などを、エピソードをまじえてつづった本です。 日本の一般のメディアではほとんど報道されないことも書かれており、また記者の冷静かつ客観的な書き方も...

『礼拝を問い、説教を問う (説教塾ブックレット 6)』

 加藤常昭『礼拝を問い、説教を問う (説教塾ブックレット 6)』キリスト新聞社を読了。 日本キリスト教団信仰職制委員会が2006年に刊行した式文試用版への問いかけから論を始め、礼拝を問うことは説教を問うことでもあるという考察へと移っていきます。 式文試用版が、世界の趨勢はこうだから日本もまた礼拝刷新をしなければならないという主張には説得性がなく、日本の教会が礼拝刷新をする内的な必然性・必要性を問うているの...

『まことの聖餐を求めて』

 芳賀力編『まことの聖餐を求めて』教文館を読了。 本書は、教派の異なる13人の執筆者によって、聖書的かつ神学的に「正しい」聖餐について様々な角度から論じられた文章を収録した論文集です。 教派としては、ローマ・カトリック教会、聖公会、ルター派、改革派、メソジスト、会衆派があり、日本キリスト教団外の執筆者もいます。 本書の背景としてあるのは、日本キリスト教団における、「未受洗者陪餐」を執行する教師・教会...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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