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『知識人とは何か』

知識人とは何か (平凡社ライブラリー)(1998/03)エドワード・W. サイード商品詳細を見る エドワード・W・サイード『知識人とは何か』平凡社ライブラリー、1998(1994) 本書は、1993年に行われたBBCのリース講演(BBC初代会長ジョン・リース卿に敬意を表して1948年にはじめられたラジオ・テレビ講演)を収録したものです。  知識人消滅論や知識人不要論の根強い状況に対し、著者は意表をつく問題提起を行います。問題なのは知識人が...

『タルムード入門Ⅰ』

タルムード入門〈1〉(1998/07)A. コーヘン商品詳細を見る アブラハム・コーヘン『タルムード入門Ⅰ』教文館、1998 本書は宗教、倫理、民話、ユダヤ法についてのタルムードの教えを要約することを目的としています。原著の初版は1932年に出版されました。それ以来、何度も版を重ね、有用性は十分に認められています。日本語版はそれを三分冊にしています。もちろん、原著の初版が世に出てから70年以上を経ており、その間、ユダヤ学...

『危険な純粋さ』

危険な純粋さ(1996/12)ベルナール=アンリ レヴィ商品詳細を見る ベルナール=アンリ・レヴィ『危険な純粋さ』紀伊国屋書店、1996(1994) 1994年に出たものだが、2010年の今読んでも、いささかもその重要性を失わない。 本書はベルリン崩壊後の現代世界における多様なテーマを、ほどよい遠近法のなかで浮き彫りにしている。例えば、「歴史の終焉」論、共産主義、全体主義、原理主義、難民問題、民族問題、ナショナリズム、民主主...

『カントの人間学』

カントの人間学 (講談社現代新書)(1997/12/18)中島 義道商品詳細を見る 中島義道『カントの人間学』講談社現代新書、1997 本書は「哲学とは何か」に答えるために、「哲学者とは何か」という問いに答えるという迂回路を通るやり方をもってする。著者は『哲学の教科書』や『哲学の道場』などで哲学とは危険な営みであることを繰り返し強調してきた。 よって、同じことを哲学者についても言う。哲学者とは善良な市民ではない。むし...

『死者の歌』

死者の歌 新装版(1986/11)エリ・ヴィーゼル商品詳細を見る エリ・ヴィーゼル『死者の歌』晶文社、1986 著者は、父の思い出から文章を書いている。今度の父の命日をどのように過ごしたらよいだろうかと問う。父が人間らしい死を迎えていたらこの問いは出てこなかったろう。しかし、ヴィーゼルの父は本来自分のものであるはずの死を死ねなかった。その際、どういう態度をとることが弔いになるのか、息子にはわからない。  この「...

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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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