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『銀河英雄伝説6 飛翔篇』

銀河英雄伝説〈6〉飛翔篇 (創元SF文庫)銀河英雄伝説〈6〉飛翔篇 (創元SF文庫)
(2007/12)
田中 芳樹

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 田中芳樹『銀河英雄伝説6 飛翔篇』創元SF文庫、2007

 ついに銀河帝国皇帝へと昇りつめ、今や至尊の冠を戴く存在となったラインハルト。その直後に起きた暗殺事件が、地球教団の差し金と知り、彼は地球に軍を派遣する。一方ヤンは、退役の後、副官と結婚して悠々と生活を楽しんでいたものの、己の周囲に監視網が張り巡らされていることに気付く。不穏な空気が漂う中、調査のため地球へと潜入したユリアンたちを待ちうけていたのは、地球教団による監禁と、帝国軍の大艦隊であった。

 以上が本巻の粗筋である。前巻でラインハルトとヤンは雌雄を決し、ラインハルトは皇帝となり、新たな時代が始まった。ヤンも念願の年金生活になった。しかし、争いの種は尽きない。謎も全て解明されたわけではない。メルカッツ提督の行方、地球教団とは何か、新銀河帝国成立後の帝国と同盟の状況、ルビンスキー(本巻には出てこないが)の行方などなど。

 大艦隊同士の激しい砲撃戦闘はないものの、そうした戦闘とは異なった面白さが本巻にはある。様々な人物の織りなす人間模様が、そこに関わる一人ひとりの魅力を引き出す。次巻以降では、ユリアンはヤンにどんな情報をもたらすのか、ラインハルトの次の一手は何か、興味は尽きない。
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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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