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「パレスチナの国連加盟申請」を私は支持する

 数ヶ月前に、パレスチナ自治政府は正式な国家として国連加盟申請を9月に行うということが報道された。

 その続報が各紙に出た。

2011年9月21日の日本経済新聞(http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E3E2E39E8DE0E3E2EBE0E2E3E39790E3E2E2E2)

【ニューヨーク=中山真】ローズ米大統領副補佐官は20日、ニューヨーク市内で記者会見し、オバマ大統領が21日夕(日本時間22日朝)にパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談することを明らかにした。パレスチナの正式な国家としての国連加盟申請を強行する構えを見せるアッバス氏に直接、申請を見送るよう働きかける考えだ。
 ローズ氏はアッバス氏との首脳会談について「大統領は国連への加盟申請がなぜパレスチナの国家樹立のための最善の方法でないのかをはっきりと説明するつもりだ」と強調。21日午前の国連総会での演説でも加盟断念を呼びかけるとの見通しを示した。
 ホワイトハウスは当初、アッバス氏との首脳会談を予定していなかったが、水面下での説得交渉が不発に終わったことを受け急きょ設定。オバマ氏は同会談に先立ち、イスラエルのネタニヤフ首相とも会い、パレスチナとの中東和平交渉の促進を巡り話し合う考えだが、一連の会談でパレスチナの申請強行を回避できるかは不透明だ。
 アッバス氏はすでに国連の潘基文事務総長に対して国連加盟を23日に申請する方針を伝達。米政府は安全保障理事会に申請された場合には拒否権を発動する方針を示しているが、実際に発動すればアラブ諸国からの反発を招くのは必至との見方が強まっている。


 同日の読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081229-507405/news/20110921-OYT1T00252.htm?from=popin)ではこのように書かれている。
【エルサレム=加藤賢治、ニューヨーク=柳沢亨之】パレスチナ自治政府のアッバス議長は19日、国連総会出席のため、ニューヨークを訪れ、国連加盟申請書を23日に手渡す方針を国連の潘基文パンギムン事務総長に直接伝えた。
 加盟申請にはイスラエルが強く反発しており、米国は拒否権を発動し阻止する構えだ。加盟申請へと進めば、イスラエルとパレスチナの共存に向け米国が仲介する中東和平交渉は、長期にわたる停滞が避けられない事態となる。
 アッバス議長は潘事務総長との会談に先立ち、ロイター通信などに対し、国連安全保障理事会に加盟勧告決議の採択を求める考えに変わりがないと強調した。
 一方、イスラエルのネタニヤフ首相は19日、アッバス議長にニューヨークでの交渉を呼びかける声明を出し、土壇場での事態打開を模索した。しかし議長側は話し合いに応じる姿勢を見せていない。(2011年9月21日10時08分 読売新聞)


 パレスチナ自治政府の国連加盟申請はアメリカの拒否権発動によって阻止されるだろう。

 しかし、おそらくパレスチナ側はそのことを勘定に入れて、今回のアクションを取ることに決めた。

 大事なのは、国連加盟申請が受け入れられるかどうかではない。この行動自体が国際社会に対する一つのアピールであり、意味のあることなのだ。


 加盟申請がなされれば、中東和平交渉でイスラエルをさらに強硬姿勢に追いやることは確実である。

 また、米国が、加盟申請が出された際に安全保障理事会常任理事国として拒否権を行使すれば、「中東和平の公正な仲介役」を放棄したと受け止められ、アラブ世界で米国の信用は失墜し、中東民主化支援を掲げるオバマ大統領の信頼にも傷が付くことになる。

 19日、クリントン国務長官は、ニューヨークで記者団に、「(パレスチナとイスラエル)2国家共存の道は交渉しかない」と述べ、パレスチナ国家はイスラエルとの直接交渉を通じてのみ樹立されるべきだとの米国の立場を改めて強調した(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110921-OYT1T00248.htm)。


 自分たち米国がイスラエルへの支援を通じて、パレスチナをどう扱ってきたかを棚に上げてよくもこんなことが言えるものだ。

 私は、パレスチナ自治政府の国連加盟申請というアクションを支持する。

 もちろん、パレスチナに行ったこともなく、現地の具体的な痛みや苦難をリアルに知らない私の「支持」に大した意味はないし、何かを動かす力にもならない。

 しかし、少なくとも、イスラエル国を無批判に支持する他の日本人クリスチャンと異なり、パレスチナのアクションを明確に支持する日本人クリスチャンがいるという立場の表明は意味のあることだろう。

 聖書にある「イスラエル」と同じ名を冠していたとしても、今のイスラエル国を無批判に支持することはできない(勿論、イスラエルを全否定する気もない)。

 イスラエルがパレスチナ人に対してしてきたことを少ないながら学んできた者としては、その思いは一層強い。

 イスラエル国が1948年に樹立されて以来、彼の地でどれだけのパレスチナ人の血が流されてきたことか。そこには、日々の生活を営むだけの多くの民間人や子供もいたのである。

 ハマスと何の関係もなかったのに、2008年にはブルドーザーでイスラエル軍によって家が破壊され、親や子供を失うという経験をした人もいる。

 パレスチナの人こそ、聖書にいう「イスラエル」だ。

 エジプトの圧政に苦しめられている「イスラエル」だ。

 パレスチナの国連加盟申請というアクションが何をもたらすのかはわからない。

 それが実りあるものを世界にもたらすことを願う。
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EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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