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ソンタグの言葉2

どこかで起きている特定の戦争において人々が苦しんでいるという意識は、構築されたものである。主としてカメラに記録される姿のなかで、その苦しみは燃え上がり、多くの人々に共有され、視野から消えてゆく。書かれた記録は、思考、言及、語彙の複雑さに応じて、大勢のあるいは少人数の読者に向けられるが、それと対照的に写真には一つの言語しかなく、潜在的にすべての人々に向けられている。

 スーザン・ソンタグ(北條文緒訳)『他者の苦痛へのまなざし』みすず書房、2003(2003)、p,19
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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
 2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 2017年3月末に5年勤めた出版社を辞め、4月から同じ宗教法人の他部局で働くようになりました。仕事そのものは、相変わらず楽しい。

 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間として疑問に思うことを考察していきます。

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