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ブランショの言葉14

芸術にその発生点を持つ書物は、その保証を世界の中には持たず、それが読まれる時にはまだ一度も読まれたことがなくて、その都度第一回目の読書であり、その都度ひとりきりの読書である、あの一度だけの読書によって開かれた空間の中に於てしか、作品としての現存に達することができない。

 モーリス・ブランショ(粟津規雄訳)『文学空間』現代思潮社、1962(1955)、p,272
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EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
 2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 2017年3月末に5年勤めた出版社を辞め、4月から同じ宗教法人の他部局で働くようになりました。仕事そのものは、相変わらず楽しい。

 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間として疑問に思うことを考察していきます。

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