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『身体意識を鍛える』

身体意識を鍛える―閉じ込められた“カラダのちから”を呼び覚ます法身体意識を鍛える―閉じ込められた“カラダのちから”を呼び覚ます法
(2003/11)
高岡 英夫

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 高岡英夫『身体意識を鍛える』青春出版社、2003

 イチロー、松井秀喜、タイガー・ウッズ、イアン・ソープ……のような身体の動きができるようになる、本書で著者が言いたいことは要するにそういうことだ。

 「できない」と怯える必要はない。彼ら身体運用の達人が行う無駄のない動きを日常生活でも自分ができるとしたらその利点は計り知れない。彼らの動きができるようになれば、歩く、階段を上り下りする、パソコンを使う、荷物を運ぶ、料理や掃除をするといった日常の動作が、非常に楽に、無駄なく、快適に、更に美しくなる。

 そして、著者はこうした目で、達人の動きを観察すると、7つの「身体づかいの極意」があるという。それが著者の言う「身体意識」である。7つの身体意識とはトレーニングの順番にセンター・下丹田・中丹田・リバース・ベスト・裏転子・レーザーである。

 7つの身体意識がどういうものであり、それがあるとどんな利点があるのか、欠乏するとどうなるのか、図と文章でわかりやすく説明されている。

 「あなたに足りない身体意識がひと目でわかるチェックテスト」がついているので、それに答えることで、自分に足りない身体意識を自覚して、そこを重点的にトレーニングすることも可能だ。

 それを踏まえて、第4章で紹介されている「ゆる体操」と身体意識を身につけるトレーニングをやるといいだろう。

 裏転子トレーニングの効果を述べよう。ハムストリングスの辺りをこするという簡単なトレーニングだ。これをやると、アクセル筋であるハムストリングスが活性化され、足が力強く腰から前に出る。気分も前向きになってくる。歩くのが楽しい。そんな効果を毎日実感している。反対にこの身体意識がないと、歩くのが億劫・一歩目のハードルが高い・前に向かえないという症状が出る。

 むずかしくはないし、かたく考えることもない。がんばろうと考えることもない。ゆるんで楽しんでやるのが、「ゆる」のコツである。
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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
 2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 2017年3月末に5年勤めた出版社を辞め、4月から同じ宗教法人の他部局で働くようになりました。仕事そのものは、相変わらず楽しい。

 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間として疑問に思うことを考察していきます。

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