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詩「無色透明の血」

詩「無色透明の血」

手が血に塗れている
いくら洗っても落ちない
私の全身血だらけだから
これは 知らずして他者を踏みつけ抑圧し搾取した証
いや、私は知っていた
ただ、見ようとしていなかった

見たくなかったのだ
でも、一度血の匂いをかいだら直視するしかない
私が他者の場所といのちを奪ったという事実を
この血は無色透明
だから見えない
重さもない
引っかかりを覚えない
でも、かすかな匂いがする
魂の通貨である血から怨嗟が聞こえる
虐げられた者の声が 小さくされた人々の声が
耳をふさいでも、体の内側から声が聞こえる
なぜなら彼らの血によって私は生きているのだから
これに更なる憤怒の声を重ねるのか
それは何も生まない
それは何も創造しない
そうではない声とは何だ
それはまだ聞こえない
でも生まれる
かすかに
私は血塗れだ
その事実を直視し、怨嗟と悲哀に満ちた声に丁寧に耳を傾けた先に
始まりの言葉は到来するのかもしれない
私を清めるのは
私の外から到来するその言葉しかないのだ
言葉が生まれるために
私は沈黙を必要とする
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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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