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三谷隆正の言葉3

偉大なる芸術家は已むに已まれずしてその尊き作品を生み出す。どうして彼がそのような作品を生み出し得たかは、彼自らも窺ひ知るを難しとする所である。偉大なる学者もそうである。真理は彼の全心全霊を捕へて放たない。彼は真理を探求する以外、自己の行くべき道を知らない。彼は真理の霊に憑かれたる人である。まことに彼は気ちがひの如くである。彼が学問に熱心なのではない。学問が彼を虜にしてしまつたのである。

 三谷隆正『三谷隆正全集 第一巻』岩波書店、1965、p,62 「信仰の論理」より
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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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