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[C75]

カミュを誤読しています。少し知ったかぶりが過ぎますね。
  • 2015-02-18 00:17
  • 匿名
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[C77] Re: Re: タイトルなし

> > カミュを誤読しています。少し知ったかぶりが過ぎますね。
  そうですか。「正しい読み」をご存知なら、誤読者のことは、ご放置されたらよろしいでしょう。
  • 2015-02-18 23:09
  • EMI Takashi(ヒソカ)
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「『反抗的人間』の適訳

 カミュの『反抗的人間』の正確な訳は「むかついている人間」です。

 反抗するだけならことは簡単です。ところがどっこい、カミュの「むかつく」(元のフランス語にはもちろん「反抗する」という意味もあります)というのは、何にむかついているのかというと、「こいつはどうしようもないほどの悪人で殺してしまった方がいい。けれども、実際に殺すのにはためらいを覚える」という感じなのです。

 あることを実行するのはとても正しいし、誰も異を唱えないようなことなのだけれど、いざ実行するとなると、身体の側が「ちょっと待って」と言いたくなる、それが「むかつき」です。

 つまり、脳の側が「こいつは殺してしまえ」と言っていることに身体の側が同意していないという事況です。

 でも、こういうことは日常的に多くの方が経験していることではないでしょうか?

 「あの人の言っていることはとても正しい。でも、何でかはっきりわからないけれど、何かおかしいんだよね」という感覚。

 そういううまく言語化できないけれど、ためらってしまうような人を「むかついている人間=反抗的人間」とカミュは言っているわけです。

 『反抗的人間』が世に出た時、この「反抗」が何を意味していたのかサルトルをはじめ誰もわかっていませんでした。

 カミュ=サルトル論争を収めた『革命か反抗か』は聞くところによると、カミュに対するサルトルの一方的な筆誅にカミュが何とか反論を試みた内容のようですが、こういうタイトルになってしまう点に、サルトルと編者はカミュのことを何も理解していなかったことが読み取れます。

 別にそれを今の時代の私が笑いたいのではありません。そうではなくて、わかりやすい話よりも、カミュがわけのわからない考想をあの時代に語っていた、という点の重要性です。


 最近、私は自分をトホホ主義者とみなしています。最近の私が正邪をはっきりさせることよりも折り合うことに考え方をシフトさせてきていることや、ある種の事柄には「とほほ」と言いながら批判するしかない、そういう身振りをカミュを読んで、納得するようになってきたということです。
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カミュを誤読しています。少し知ったかぶりが過ぎますね。
  • 2015-02-18 00:17
  • 匿名
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[C77] Re: Re: タイトルなし

> > カミュを誤読しています。少し知ったかぶりが過ぎますね。
  そうですか。「正しい読み」をご存知なら、誤読者のことは、ご放置されたらよろしいでしょう。
  • 2015-02-18 23:09
  • EMI Takashi(ヒソカ)
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プロフィール

EMI Takashi(ヒソカ)

Author:EMI Takashi(ヒソカ)
2005年に神経性疾患を発病し、体調記録をつけるためにブログを始めました。そして、読書能力の回復に伴って、本のレビューを書くようになったものの、最近は時間を作れず、やや休止中でございます。

 数年前、出版社で働くようになりました。仕事そのものが面白く、その都度自分で課題を見つけて解決するというプロセスが楽しい。
 このブログでは、「扉の開いた」言葉を求めつつ、この世界に生きる一人の人間としてキリスト教・世界に対して疑問に思うことを考察していきます。単に評論家的な批評をするのではなく、自分でできることを示せるような、自分の持ち場に立った言葉を紡いでいきたいです。

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